子供の風呂嫌いを治したい

2008年06月01日

お子様がお風呂が嫌いで、湯船にちゃんと浸かっていられなくて、困っていませんか?

ですが、無理やり湯船の中に入れる必要はないですよ。
お子様からすれば、湯船は深くて、熱過ぎるときもあるので、とても怖いものなのかもしれません。

ほかの国を見ても、湯船に入る習慣のある国は、あまり多くはありません。
湯船に入らなければいけない、と決め付けることはないのです。

洗い場で身体をよく洗って、その後はシャワーを浴びて出ても、全く問題はありません。
お風呂とは、身体をきれいにする所と考えればいいのです。

そうしているうちに、湯船に浸かることができるようになるかもしれません。

ですが、冬はやはり湯船に浸からないと、身体が温まらないんじゃないか、と心配に思うかもしれません。
そういうときは、冷たい水と温かいお湯とを、別々に洗面器に入れて用意してください。

そして、足をお湯と水を交互に繰り返し入れてあげます。
このような冷水浴と温水浴を何度も繰り返すことで、自律神経の機能を活発にします。
そして、血行がとても良くなり、湯船に入ったときと同じような効果があるのです。

また、これにより湯冷めすることもなく、よく眠れるでしょう。

育児に関しては、どんなこともそうですが、強制することは必ずと言っていいほどうまくいきません。
ですから、お風呂が好きになるのに時間がかかっても、決して起こらず長い目で見てあげてください。

お風呂が嫌いなお子様の中には、シャンプーが嫌いなお子様も多いようです。
これは、目にシャンプーが入って痛い経験をした、という場合が多いようです。

こういうお子様の場合は、シャンプーが必要だということを、まず理解してもらうことが必要です。
理解し納得することは、特に小さいお子様にとって重要なプロセスなのです。
そうすることで、嫌だと思ったことでも、納得してできるものです。  


Posted by セラピスト at 11:22Comments(27)